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【部品手配と納期調整】~社内外での交渉~

2022/01/28|社員ブログ

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 前回ブログ【装置の原価台帳ができるまで】の4コマ漫画が好評で地道に作った甲斐があったなぁ…と自己満足に浸っている、神戸製造チームのIです。

 4コマ漫画はALLエクセルで作ったものですが、何故作ったかというと理由はただ一つ。それっぽい画像を検索するのが面倒だったから……です。分かりやすくお伝えする為に!とはカケラも考えていませんでした(#^.^#)
好評いただいたのは何よりですが、極度の面倒くさがりは2014年に書いたブログから変わっていないなぁ・・・と思わず苦笑いです。

 さて、その前回のブログでは、私の2大繁忙期のうち原価台帳作成のことに触れましたが、今回はもう1つの手配についてご紹介します。下図の左の赤丸箇所ですね。

 装置の手配は、設計担当から「手配リスト」を受領した瞬間からスタートします。ここからの流れは下記の表にまとめてみました。

※画像クリックで拡大表示 ① 左図の手配リストを受領

・ポンプ等の仕様(容量や電圧等)が複雑なものはあらかじめ設計がメーカーと話を付けてくれているのでその内容で注文書を発行。

・手配期日(いつまでに部品を揃えるか)を確認。

※画像クリックで拡大表示 ② 手配品と在庫使用品の仕分け

・在庫帳を見て在庫の有無のあたりを付けた後、1Fの在庫置場で在庫品を利用する部品をピッキングしながら決定。
ピッキングが終わった時点で、手配が必要な部材が確定するので、手配にかかる。

※画像クリックで拡大表示 ③ 見積と手配

・手配する部材は、今までの実績からある程度決まった取引先に手配依頼するが、時間に余裕がある場合はなるべく相見積もり(複数社に見積を依頼すること)をする。決まった取引先への手配依頼の際も、金額に応じて値引交渉(通称「ネゴ」)をして原価を低く抑えられるように調整。

・手配リストの手配&ピッキング完了の部品に「済」マーク押印。

④ 納期調整

・手配期日に基づいて注文書を発行するが、希望納期に間に合わないものが出てくる場合があるので、納期調整する。

~閑話①~
長年のお付き合いとなると取引先担当者の方も勝手知ったるもので、注文書の希望納期で私の納期設定の意図に気づいて、前もって確認してくださいます。
「このメーカーは出荷日基準の請求なので、あと1日ずらして貰ったら次月分に出来ますよー」などなど。いつも助かっています。
~閑話②~
勝手知ったるゆえ、こちらの意図をご理解いただけた上で逆に交渉されることも有ります。(左図参照)
お値引きいただけるパターンは、値引額にもよりますが、だいたい受けてしまいます……💦
ただし、仕入れたものは自部署の在庫品として管理するので、予定より前倒しで入荷した場合は、他の在庫を減らして在庫額を調整したりしています。

 ……とまあ、いかに安価に、そして何より確実に期日までに手配出来るか、の調整を繰り返しながら業務にあたっています。
 ちなみに、「ここはポイントだな」と思うことは確認や承認を取りますが、基本的にこの一連の業務はまるっと任せて貰っています。その代わり、自分だけの情報にならないように、社内関係者への情報共有はなるべく密にする、ということを心がけています。

 これらの業務を「大変そう…」と取るか「面白そう!」と取るかでだいぶ印象が変わると思いますが、私は「大変そう…」から「面白い!」に変わったパターンでした。
 実際、今でも大変ではありますが、最初は言われるがままやっていたことを、自分で調整しながら進められるようになったのが面白いと思えるようになったポイントです。これは、何事もやってみなければ分からないこともあるんだな、と思ったことのひとつでした。

 もし同じように、やる前から敬遠してしまっていることがある方は、ぜひ味見くらいはされてみてはいかがでしょうか。意外にオイシイものかもしれませんよ?

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