【壁を乗り越える人の考え方その1「思う」】~経営理念の実現を目指して~
2023/03/01|社長ブログ
社長の山本太郎です。
前回のブログでは、「コンヒラは全社員の物心両面の幸福を実現するために、他社ができないユーザーニーズにチャレンジする」ことを紹介しました。その時に「他社ができないことにチャレンジするのだから、高い壁を越えなければいけない」と締めくくりました。
私自身、これまで何度も壁を越えてきた人と一緒に仕事をしてきたのですが、「壁を乗り越える人の考え方、行動方法」には三つの共通点があることに気づきました。それは以下の三つの行動です。今回から3回に分けて、一つ一つご紹介します。
【壁を乗り越える三つの行動】
その1.思う。
その2.思い続ける。
その3.提案する
壁を越える人は先ず「壁を越えたいと思う」人です。それはテクニックでもノウハウでもなく、ただ純粋に「壁を越えたい、という強い思い」です。私が好きな話に「富士山に登れる人は、登りたいと思った人だけ」という話があります。東京に住んでいても、東京タワーに登りたいと思わなければ一生登りませんし、たとえ海外に住んでても東京タワーに登りたいと思えば、登れる可能性は0ではなくなります。
ここまで読んで多くの方に「当たり前」といわれてしまいそうですが、果たしてそうでしょうか?そうでないことを、 私は自分の体験から自信をもって言えます。私は自分がまだまだ経営者として未熟だと考えているので、社外の様々な勉強会やセミナーに参加するようにしています。そこには多くの悩んでいる経営者やマネージャーが熱心に話を聞きに来ています。ところが、セミナーが終わり「ためになった。感動した。」という方は多くても、実際に「翌日からやってみようと思う」経営者はかなり少ないです。ここで強調したいことは「やる人が少ない」のではなく、「やろうと思う人」自体が少ないのです。やろうと「思う」ことがなければ、「実行」することは決してありません。「実行」しなければ、当然壁を越えません。
だから私は自信をもって言えます。壁を乗り越えられる人は、先ず第一歩に「越えたいと思う」人だけなのです。この壁を目の前にして乗り越えようと「思う」人は、私が今まで多くの成功者と言われた人にきいたのですが、経験則から、およそ20%程度だとおっしゃいます。10人が壁を目の前にすると、2人程度ですね。次回は2つ目の「壁を乗り越える人は、思い続ける」についてご紹介させていただきます。