貿易チームのドンです。

ベトナムの取引工場の招待で、一緒に中部のダナンとホイアンを旅行しました。前回のブログではダナンの観光地を紹介しましたので、今回はホイアン観光について紹介します。

ホイアンはダナン市の隣の省にある観光地です。「ホイアンの古い町並み」として世界遺産に登録されています。有名な食べ物としては、日本のうどんに似ている「カオラウ（Cao lầu）」や「ミークアン（Mì Quảng）」、豆腐スイーツの「タオフー（Tàu Hũ）」がありますが、ベトナム風サンドイッチのバインミー（Bánh Mì）の有名なお店がホイアンにあります。

バインミーはベトナム全国で食べられているものですが、ホイアンでは、バインミー・フォン（Bánh Mì Phượng）というお店があり、ここが世界一のバインミーだと言われています。
理由は、アメリカの有名なシェフがこのバインミーを食べて、「これは最高だ、世界一美味しいバインミーだ」と言ったからだそうです。バインミーのコンテストで優勝したからではないのですが、私自身も実際に食べてみて本当に美味しかったです。

ホイアンの旧市街は全長1.5キロぐらい長さがあり、道の両側にお店がたくさんあります。車やバイクは通れないのでシクロという自転車タクシーに乗るか、歩きます。

ランタンがホイアンの名物なので、いろいろなところに飾ってありますし、お店にも売っています。夜になるとランタンに灯りがつくので、夜の観光がおすすめです。私たちは夕方に到着したので、暗くなるにつれて変わっていく街の風景も楽しめたので、一番良いタイミングだったかもしれません。

ホイアン中心部には大きい川が流れており、そこではランタンをつるしたボートがゆらゆらと浮かんでいて幻想的です。ボートに乗って灯篭流しも行うことができます。

他に有名なスポットして、17世紀に日本の商人が作った来遠橋という橋もあります。日本橋とも呼ばれていて、ベトナムの紙幣の２万ドン札の裏にも印刷されています。ちなみに２万ドンは日本円だと120円くらいで、普段からよく使われる＝よく見かける紙幣です。

昔、ホイアンは世界でも人気のある貿易港で、日本人・中国人などの商人が集まって交流していたので、来遠橋（日本橋）は日本人街と中国人街を結ぶ道の懸け橋として建設されたものだそうです。

ちょうど訪問した時は工事中だったので見ることができませんでした。残念です。

ベトナム北部出身の私にとって、ベトナム中部地方への旅行は今回が初めてでした。この旅行の後にはそのままベトナムで１週間ほど有給休暇も取得させてもらい、家族とゆっくり過ごすことができましたので、とても良い思い出ができました。

良い機会を与えてくれたコンヒラ・現地工場ともに感謝します。また休暇の間に仕事のフォローをしてくれたチームメンバーにも感謝します。ありがとうございました。

日本のお客様からベトナム調達の仕事が増えたおかげで、現地工場訪問や打ち合わせの交流が増えています。今回は社員旅行にも一緒に連れて行ってもらってプライベートの交流もたくさんおこないました。コンヒラとベトナム工場の関係も、より強くなったかと思います。