【社内匿名アンケートは、経営の根幹】~ミッションの実現を目指して~
2023/09/01|社長ブログ
社長の山本太郎です。
当社では、社員エンゲージメントを向上すべく、「社内匿名アンケート」を頻繁におこなっています。
この「社員匿名アンケート」には、多種多様なコメントが寄せられます。私は「小さなことでも丁寧に対応すること」が、当社のミッション第一条のうちの「全社員の幸福の追求」を実現するために必須の施策の一つだと考えています。
実際にその中から「なるほど!」というコメントや、そのコメントにより会社全体に良い方向付けをしてくれたものも多数生まれてきています。機会を作ってくれた社員に感謝です。
社員からはよく「アンケートの中から大きな企画・課題だけ対応しては?」と言われることもありますが、大きな企画・課題は時間がかかるため、尻込みして立ち上げても途中で消えることがあります。しかし小さな企画・課題であれば、すぐ着手でき、短時間で終結することができるので飽きる前に終わらせることができます。このレベルであれば企画・課題をやる達成感もあるし、効果も実感できるので「またやろう」と思ってもらえると考えています。つまり知恵を出し、より良くしていく人財が社内から生まれてくる風土になります。
また、最初は小さな気づきや課題でもそれを放置し続けると将来少しずつ課題が大きくなり、最後には取り返しがつかない大きな問題・クレームになっていくと考えています。だから、まだ小さな課題のうちに解決していく方が、結局楽だし、すぐ良くなったと実感でき楽しくなると私は考えます。これが大きな問題まで育つとどうしても着手に尻込みしてしまいます。そしてこの小さな取り組みから、日々の小さな改善の継続につながり、数年もすると現在とは比べ物にならない素晴らしいレベルに会社が育っていると信じています。なお、このような企画・課題への取り組みをコンヒラでは「企画・改善制度」と位置づけて全社的に取り組んでいます。
そして、一番大事なのはこのような取り組みによって、社員の皆さんが「自分の意見・異見で会社をより良く変える機会があるんだ」と安心していただくことが「安全性の担保」と「全社員の経営参画」の実現になり、その結果「社員のはたらきがい」の向上につながると考えています。
私には、さらに将来やりたいことがあります。それはこの社内匿名アンケートの延長となる「取引先匿名アンケート」をすることです。社内の目から見て会社がうまく回っていると思っていても、取引先様の目からコンヒラを見ると、もっとこうしてほしいという期待が見えてくることがあります。これも丁寧に一つ一つ取り組めば、1つでも多くの取引先様から、もっと長く付き合いたいと思っていただける会社になり、結果WinWinの関係に育つと考えています。これは当社ミッションの第二条の「取引先の幸福の追求」につながります。
この取り組みも、また発信していきますのでご期待ください。