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【先ず「どの山に登りたいか」を決めよう】~経営理念の実現を目指して~

2024/02/01|社長ブログ

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社長の山本太郎です。

前回は「会社の価値観を共有したほうが良い」という内容をアップしましたが、今回は仲間と力を合わせて同じ目標にたどり着くために、更に「ビジョン」も統一し共有したほうが良いというお話を紹介します。

ビジョンとはかっこよく言えば「目指す理想の将来像」という意味です。私がある方に経営の相談をすると「あなたの会社は、どんな山に登りたいの?どんな山に登りたいかを教えてくれないと、具体的なアドバイスができない」といつも言われていました。ここでいう「登りたい山」が「目指す理想の将来像」の意味です。下のイラストでは旗の立った場所が目指す山で、かつ旗の場所が目標場所だと考えてください。

前回のブログでは、会社として正しいと考える「価値観」(経営理念とか行動規範などという)を揃えることが大事だという考えをご紹介しました。この同じ「価値観」をベースにして「登りたい山」「目標地点」(これをビジョン、理想像などという)が決まれば、あとは「どうやって登るか?誰と登るか?誰とチームを組むか?時間は?お金は?設備は?」と次々と具体的な行動案が出てきます。

ここで面白いのは、「登り方」については色々な人が全く違う案を出しても良いという点です。今まで「価値観は揃えるのが大事」「登る山と目標地点を揃えるのが大事」と言っていましたが、それさえ揃っていれば「登り方」は一つに揃える必要はないのです。色々な方法を組織の上下関係なく自由に案を出し合うべきですし、更にやってみないとわからない場合もあるので、トライアンドエラーで「試してみる」ことも必要だとわかります。

このように 「価値観」「登る山」「目標地点」さえ揃っていれば、「登り方」は、お互いのアイデア、意見、異見を認め合いながら、やってみたり、やろうとしている人をサポートしたりすることができます。そして皆で知恵を出し合うことで、今まで気づかなかった新しい登り方や可能性が生まれてきます。更に、自分で考えたアイデアを試すからこそ「たとえ失敗したとしてもまたやろう。」という自主的、自発的、失敗に負けない「やる気」が自分の中から湧き出てくるのだと思います。

当社でも会社としての価値観の明文化、目標の設定、部門目標の明文化などを進めていますが、まだ日常業務に落とし込んで取り組んだり、担当別の目標に落とし込んだりすることが全体的に弱く、更に日常会話で「価値観」「ビジョン」に関する会話が行き交うことがまだ少ないと感じています。

そういう意味では、私たちはまだまだ山のふもとにおり、登る山と目指す頂上を決めて動き始めた段階といえます。しかし何も「価値観・ビジョン」が明確でなかった時代に比べると、少しずつみんなが同じ山に登り始め、みんな(個々人に程度の差があっても)変わってきています。これが更に「自分たちは何のために働くのか?どこへ目指しているのか?」が日常業務で自然に出てくるまでになれば、今とは全く違う社風に変わっていると信じています。

そんな当社の変化にご期待ください。また一緒に登っていただける方も募集していますのでご興味があれば採用サイトを覗いてみてください。

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山本太郎

社長の山本太郎です。仕事に対する考え、日々の取り組みをSNSでも発信しています。
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