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【諸先輩の挑戦と困難を共有しよう】~ビジョンへの賛同を得るために~

2024/04/01|社長ブログ

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社長の山本太郎です。

前回は「外部環境の変化を共有しよう」ということをお伝えしました。
今回は「諸先輩の挑戦と困難を共有する」ことで未来のビジョンが見えてくる、というお話をさせていただきます。

当社は創業から50年が経過し、現在の事業や社内システムは特に若手の社員から見ると「昔からあった当たり前のこと」と受け止められがちです。しかし、それらは過去にこれまでの先輩社員たちが顧客ニーズや社内課題に真摯に向き合い、失敗と挑戦を繰り返し重ねてきた尽力の賜物なのです。

簡単に真似できる事業や社内システムでは、他社との差別化は困難です。どの企業でも参入可能な事業では過当競争に陥り、最終的には安売り合戦で採算が取れなくなり、撤退を余儀なくされてしまいます。また、誰でも簡単に導入できる社内システムでは、生産性や業務の質で競合他社と大差はつきません。結果として、高い生産性を実現できない企業は取引先から見放され、淘汰されてしまうのです。

そこで、過去の諸先輩方の挑戦と困難の体験を社員(特に若手)に具体的に話し、追体験してもらうことで、先人たちの努力を知り、当社の本質的な強みを学んでもらいたいと考えて取り組んでいるところです。そうすることで、難しい挑戦に勇気を持って臨む重要性を認識していただければ、私たちが目指すべきビジョンと道筋が見えてくると信じているからです。その結果、より多くの社員から難しいビジョンとそこへ向かうための挑戦へ賛同が得られると考えています。

「過去の挑戦と失敗を共有する」効果は、若手に対して以外に他にもあります。それは実際にその挑戦と失敗をしてきた世代への効果です。過去に挑戦した方たちも、年齢を重ねると安定志向になり、挑戦を辞めたり、失敗を恐れたりするようになります。なぜなら挑戦や失敗は辛いことやしんどいことが多くあるからです。何もせず現状維持でリスクなく過ごしたくなるのが人情です。でも過去に挑戦と失敗をやってきたからこそ、「現在の自分たちとその家族の成長と幸福の実現」につながり、自分自身の過去をもう一度追体験をすることで挑戦をやめてはいけないと気づき、エネルギーが内側から湧いてきます。

もう一つ効果があります。こういう「挑戦と失敗を恐れない先輩方」がいて初めて、先輩・上司は「後輩の挑戦に反対するのではなく、挑戦させよう」と応援するようになり、同時に「挑戦によって起きた失敗」を大事な学びとして受け入れることができ、結果会社全体に絶えず「挑戦と失敗を恐れない風土」が根付きます。

過去の諸先輩方の挑戦と失敗の歴史と、そこから得た成長と幸福を知ることで、私たちはこれからの新しい挑戦と失敗に取り組む気持ちが生まれ、その結果として当社の経営理念第一条「私たちとその家族の成長と幸福」が未来にもつながっていくのです。

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山本太郎

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