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【困った時が仕事の始まり】

2019/03/01|社長ブログ

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社長の山本太郎です

仕事をしていると、あらゆる「困った」に直面します。しかし、「困った時こそ仕事の始まり」だと考えて取り組めば、積極的な気持ちになることができますし、必ず今より良くなると信じています。

トラブルなく、サラサラと流れるように処理される仕事の状態が良いとされています。それを安定したオペレーション(作業)状態といい、本来この状態が良いとされています。
仕事上の「困った」が生まれる原因は二つあり、一つは、「今より、良くなったから」。もう一つは「今より悪くなったから」です。

まず「今より、良くなったから」とは、現状より更に高い目標にチャレンジした状態を言います。例えば製品開発する、生産性を上げる、収益性をあげる、無駄をなくす、スキルをアップするなど、より高いレベルを目指すと、ストレスが生まれ、結果当事者とその周りの人は最初「困った」と感じます。しかし、キチンとやり抜けば、今よりより良くなるのであきらめてはいけません。「困った時が仕事の始まり」と自分に言い聞かせて、必ずやり切れば、より高いレベルに達することができます

次に「今より悪くなったから」とは、仕入れ先から値上げされた、製品に不具合が発見された、収益性が下がった、仕事が停滞しているなどです。つまり仕事が想定した通りに進まなくなった状態を意味します。この場合も当然当事者は「困った」と感じます。困ったをなくすために、「ほったらかして、あきらめる」「元の状態に戻すだけ」そして「同じ困ったが再発しないように解決する」と、3種類の解決方法があります。このときも「困った時が仕事の始まり」と自分に言い聞かせることができる人は三つ目の「同じ困ったが再発しないように解決する」ことにチャレンジし始めます。つまり「チャレンジしたから困った」状態に移動するのです。

仕事をし始めた若いころの私はよく困るとすぐ「**のせいだ」、「俺はがんばってるのに」と愚痴をこぼしてばかりいましたが、困りすぎてどうにもならなくなった時に、ある人からこの言葉を教えていただきました。それからは目の前に「困った」がおきると、反射的に「困った時が、仕事の始まり」と考え、やりきれば、また一歩良くなると信じて、ポジティブに取り組めるようになりました。皆さんもこの思考パターンが身に付くと、きっとより良い未来が始まると思いますので、是非お試しください。

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山本太郎

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