新商品開発
2013/01/01|会長ブログ
謹賀新年
明けましておめでとうございます。
昨年1月に倒れ1ヶ月の入院でこの世に戻されて、あっという間に一年が経過しました。
家族、親戚、友人、会社の仲間の思いか、神仏のさだめか今日の私があります。
昨年は例年と違い、人生の意義を模索する1年でしたが、
さらに世の中の変化を実感する1年でありました。
主要国とわが国の選挙政変,国土の不穏な環境、そして何よりも
我社の事業の柱の一つである船舶事業の業界が不況色に突入しました。
創業40年に至る今日まで、造船船舶業界は三度の大不況に直面してきました。
しかし、今回の不況は構造不況が原因であり、競合国の中国、韓国との相関関係を
見ても日本の空洞化は必至です。
我社は10年前より中長期計画をたて、事業改造に取り組み続けてきました。
まず船舶市場自社開発製品の開発、販売
次に、陸上向け省エネ市場を狙った製品開発と販売
さらに海外市場の開拓です。
各事業企画は計画どうりでは無く、幾多の困難に直面してきました。
しかし時代のニーズにマッチしているため、省エネ、省力装置の開発に
ある程度成果が出ました。
現在も複数の商品開発を進めており、今年は更にスピードを加速する方針です。
小生が生かされた使命は、現在進めている新製品開発群の実現と信じています。
特に船舶や工場で発生する廃油の再生、処理装置の開発に集中し、
人財を資本とした開発・生産型企業への脱皮にまい進していきます。
次回は私が取り組んだ初めての開発商品(廃油焼却炉)の物語を紹介いたします。